2023年10月、約20年ぶりの香港です!
3泊4日、もちろんひとり旅。
今の香港のシステム、円安の現状、行くべき場所、グルメ、買い物etc.
ちょっとしたトラブルがあったのですが、それも含めて色々といい経験でした。
なかなかガイドブックに乗っていない情報を、
40代ひとり旅の視点でお届けしますね!
- 航空券、ホテル、トラブルへの対応
- 現地の通貨・移動手段、決済方法
- 物価etc.
別の記事で観光やグルメについてお伝えしています。
ぜひご覧下さいね!
航空券
航空券を押さえる
skyscannarという航空チケットのアプリをご存知ですか?
旅好きなら使いこなしている人も多いかと思います。
旅程と予算を考慮して、自分にマッチする便を押さえました。
結論、「やっぱり高い!」
- まず20年ぶりなので物価が高くなっている
- しかもその頃の円は強かった
- コロナの影響で海外就航便はすべて高い
- そして空前の円安なう!
香港航空
平日便です!
今やLCCでもこのぐらいの価格がフツーみたいです。
香港航空はフルキャリアなのでこれなら妥協しないとな〜と。
後で知りましたが、香港航空は経営難からの立て直しの最中とのこと。
機内サービスなどは最低限に抑えていると。
それはまあいいや、と受け入れました。
LCCじゃないのにフライト変更させられ
チケットを購入してから数日で、往路便を変更します!ってメールが来ました。
イヤならキャンセル、変更したい場合は差額(だいぶ高くなる)を払って下さい。とのこと。
ちなみに広東語か北京語(一般に知られている中国語)です。
わたしは中国語を一切読めないですが、メールには英語への翻訳版がありました。
ストレス…
もともとは、
往路:関空08:25➙香港11:55
だったけど、
変更後は
往路:関空23:00➙香港02:35
(早朝便から深夜便に変更とは…)
わたしは空港泊や、タクシーでの空港➙ホテルへの移動は避けたい派です。
もちろんめっちゃイヤでした。
でも香港と言えばのキャセイ航空だと、マジで2倍くらいの金額なんですよね。
うん、そんなの買えないです。
フライト変更のための大きな差額も払いたくないし、旅程を変えられない(というか、仕事のスケジュールを変えられない)。
というワケで、この変更を受け入れることに。
深夜着の便、40代ひとり旅はどうする
結論、「眠らない街、香港」では空港泊もタクシー移動もなしでOKだったのです。
そして現地通貨を深夜にどこで手に入れる?という問題です。
24時間稼働している空港バス
深夜便の旅客のため、っていう目的もあるでしょうが、
おそらく空港職員のため?の24時間運行の路線バスがあります。
空港内を大きく回って、いろんな職員さん?を次々と乗せていきました。
めっちゃ大回りしている感じでした。
わたしが宿泊する油麻地(←地名です)まで1.5時間ぐらい乗車して¥463。
距離感を考えると、かなり安い。
スーツケース置き場があるのも助かりました。
乗車券はどうする
バスチケットの有人カウンターに行ったら、窓口は閉まってました。
グッ…となりますが、「クレカで乗車できるよ」という張り紙。
バス前方から乗車すると、すぐにカードをタッチする機械がありました。
これで決済完了です。
何コレ…今の時代ほんま便利すぎ。
現地通貨①
深夜着なら現地通貨の入手が困難では…?
となり、事前に調べたけど分からず。
コロナ禍で制限されてる可能性もあるしな〜と悩みました。
結局、レートが悪いと知りつつも関空で5000円くらい両替。
現地通貨の手持ち0でホテルまで行くのは不安だったので。
でもね、香港空港では深夜にも関わらず立派な両替所がバーンとオープンしてました(すごい)。
現地通貨②
いま香港に行くなら、現地空港で数千円だけ両替、さらに必要な分は街中の両替所で換金するのがオススメです。
有名な重慶大厦(チョンキンマンション)にある人気の両替所を選ぶと良いです。
日本出国前にたくさん両替するのはレート的に損なので、心配でもほどほどにしましょう。
香港の交通
便利で楽しいからどんどん乗ろう!
香港は交通機関がめちゃめちゃ発達している上に安いです。
そしてあの小さな土地にさまざまな移動手段。
地下鉄、トラム、バス、タクシー、フェリー…。
しかもバスとトラムは2階建て、車窓からの景色が楽し過ぎる。
観光客にはうってつけのエンタメです。
繰り返しますが、安いのでどんどん利用することをオススメします。
交通系ICカード(オクトパスカード)
香港版のsuicaである「オクトパスカード(八達通)」を入手しましょう。
どの交通機関でも使えますし、コンビニやお店での決済でも使えます。
旅先での支払いって、焦るしストレスになる。
便利なシステムをどんどん使って観光やグルメのためにパワーを注ぎましょう!
オクトパスカードについて
- 通常版=200香港ドル
大きめの駅のカスタマーセンター(『客務中心』と表示あり)で販売。 - 旅行者版=350香港ドル
・空港のカウンターで販売
・エアポートエクスプレスや通常の交通機関が72時間乗り放題
・チャージして金額を増やせば、お店の支払いにも使える
香港の宿
香港のホテル事情はきびしめ
agodaで検索して、自分なりの妥協点である約1万円強@1泊で手を打ちました。
※10月平日の金額です
10月、11月は香港旅行のベストシーズンぽいです。
雨が降らない、暑さも和らいでる、といういい気候なので
- 地下鉄・油麻地(ヤウマティ)駅から徒歩1分、空港バスの停留所も近い
↑下町っぽい地域です - 利便性という点では文句のない立地かな?
- もちろん狭い(約12㎡)※部屋による
- 浴槽なし、シャワーは固定式のみ
- 冷蔵庫なし
- ツインルーム
- ドライヤーあり
- wifiあり(まあまあ途切れる)
- 24時間check in 可
香港は密集地ゆえにホテル代が高くなるね
東京の下町エリアで同じ条件だと6,000円とかかも。
でも航空券とホテルは水物ですよね〜、旅行の時期と目的に合った選択をしていきたいものです。
ラグジュアリーホテル
わたしにはご縁がありませんが、香港はあんなに小さいエリアなのに有名ホテルがたくさん。
近くの海外で一流のサービスをあれこれ経験するなら、香港はもって来いの場所なのかな?
いつかそういう旅もいいかも、と思ってます。
ホテルに宿泊せず、ティールームだけ利用する人も多いそうなので!
ホテルペニンシュラのアフタヌーンティーがオススメされているのをよく見かけます。
現地の会計:現金、クレカ、オクトパスカード
深夜でも空港からバス移動、しかも予約なしでもチケットレス・クレカでタッチ払い…
なんて便利なの香港!?すごー!となるけど、
香港の市中では現金払いのお店が多いです。
(アンバランスゆえの厄介さ…)
もうちょっと説明しますね⇩
交通機関
基本的にオクトパスカードでタッチ、or 現金で乗車券を購入。
というか、「ともかく香港ドルを持っていないと始まらない」って感じでした。
オクトパスカードは現金で購入&チャージするからです。
空港とかならクレカで購入出来るのか?は不明です。
ネットでも正確な情報が見つからず…。
わたしがオクトパスカードを購入したのは、ホテル近くの駅構内サービスカウンター。
30香港ドル、現金決裁のみでした。
コンビニ
コンビニの支払いは、クレカ・現金・オクトパスカードOK。
ちなみにオクトパスカードのチャージも出来ます。
レジで現金とオクトパスカードを差し出して「チャージ」と言えばやってくれます。
わたしも超カタコト英語で意思疎通してるので、英語も広東語も分からなくてもどうにかできます!
同じ庶民的なお店でも、飲食店よりコンビニの店員さんの方が愛想よく接客してくれました。
ナゼなんでしょう…?
飲食店
わたしが利用したB級グルメなお店は現金払いが中心でした。
もしくはオクトパスカード。
B級と書いてますが、日本や韓国だと「ぜったいここはクレカ行けるよね?」っていうお店でも、ダメでした。
余分な両替をしたくないからね〜
香港、今どきとレトロのカオスが強い街です。
買い物
ドラッグストアやスーパー、大きめのお土産屋さんなどはクレカOKです。
もちろんデパートなどの大型店舗もクレカOK。
でも個人商店ぽいところは現金オンリーが多いです。
日本より不便な決裁事情…(意外)
20年ぶりの物価
前回の香港旅行はおそらく2000年頃?という記憶。
これだけ月日が流れると物価も常識も変わりますね。
わたしの経験ベースでお伝えします。
航空券・ホテルなどのパックツアー
約20年前、平日の2泊3日(たぶん冬)、友人と2人で旅行しました。
一人あたり¥49,800でした。
こんなお得な旅だったんだ〜〜〜〜!
あの時はこれが当たり前だったけど、いま考えるとスゴイですね。
当時のツアー内容
- 航空便:キャセイパシフィック航空
- ホテル:浴槽つきのツイン(アパホテルみたいな感じ)
- 空港からホテルまでの送迎あり
- 一日目の夕食付き(まあまあ美味しかった記憶あり)
- 他は自由行動
わたしの肌感覚だと、航空券はほぼ2倍、食事代は1.3〜1.5倍ぐらい??に上昇してます。
パックツアーと個人旅行(ひとり旅)と比較するのは難しいですが。
しかもキャセイに乗って!!
当時はまだ日本円がイケイケだったので、今と比較すると何かとしんどいですが(汗)
円安でも旅する理由
今回の旅行前からもちろん円安を理解していましたが、フツーに「海外いきたい、行こ!」と出かけました。
理由は、わたしは40代だから。
いつ病気やケガや親の介護なんかのイベントが起こってもおかしくない世代。
行きたい!って気持ちだけで旅できる今を逃すのは惜しいな、と思います。
とは言え、老後資金がまだまだ足りない身の上なので、しっかり下調べしてコスパを意識した旅にしました。
そしてもう一つの理由。
20年ぶりの再訪で「やっぱりずっと同じものはない。今だけの経験がある」と実感しました。
そんなワケで、香港旅行編の記事はつづきます。
ぜひご覧下さいね。
別の記事では、オススメの観光やグルメをお伝えします!