今さらだけど教えてほしい!
ふるさと納税って何がお得なの?
- ふるさと納税がお得って聞くけど、仕組みが分からなくて手を出せない
- なんとなくやってみたけど、これで合ってるか不安
- もっとお得な方法があるなら知りたい
あなたはふるさと納税に疑問がありますか?
わたしはふだんから色々な人と「お得系」の話をします。
その結果、ふるさと納税などの「ややこしい仕組み」についてよく質問されるようになりました。
わたしの解説はけっこう好評なので、よければあなたもこの記事を読んでみて下さいね。
ふるさと納税をざっくり理解し、お得をゲットできるチャンスです!
ふるさと納税で損しないためにはざっくり以下の3つです。
- 仕組みを理解する
- 必要な手続きをする
- 〇〇経済圏の活用でポイントアップ
それでは解説を始めます!
【利用者目線で!】ふるさと納税を解説
ふるさと納税は国が設けた制度なのでもちろん色々なルールがあります。
でもこの記事では法律などの運営側の説明は省きます。
「ややこしくてよく分からない」「失敗したらイヤだな」という利用者目線でふるさと納税を解説しますね!
お得の仕組みはこれ!(お金の流れ)
寄付・返礼品とは
わたしたちが翌年に収めるべき住民税※を今年のうちにどこかの自治体に寄付すること(=返礼品をもらえる)。
※住民税はもともと翌年に収める制度
つまりネットショッピングと同じような感覚で寄付できます。
手続き費用 & お得の内容
- 寄付するための手続き代として2,000円の費用は利用者が自己負担します。
- 寄付の回数や金額に関わらず、自己負担2,000円は一律です。
- 今年寄付した金額が、翌年の住民税徴収額から控除される。
でも「前払い」してるので、これ自体はお得ではありません。
お得なのは「返礼品の金額 − 2,000円=〇〇円」←この〇〇円です!
自分が住んでる自治体(市町村)はだめ
「ふるさと納税」の目的は、住民税の税収が都市圏にばかり集中するのを改善するためです。
「応援したい自治体(納税者自身の出身地や被災地など)を選んで住民税を納めよう!」ということ。
なので、ふるさと納税は「住んでいる市町村」を選ぶことができません。
※選ばなくても今住んでいる自治体に住民税を納めるので、意味がない
自治体選びのポイントは以下の通り
- あなたが住んでいる市町村(住民票があるところ)は選べない
- 都道府県は同じでもいい
(例)大阪府堺市に住んでいて、大阪府吹田市に寄付➙OK - 基本的に5自治体までにする
- 同じ自治体でリピートするのはOK
6自治体以上になったら確定申告が必要なので、会社員にはオススメしません。手間が増えるだけです。
フリーランス・自営業、会社員だけど副業収入がある人など、そもそも確定申告が必要な人はたくさんの自治体を利用しても損得ゼロです。
対象期間は1月1日〜12月31日
- 寄付(商品の申し込み)は1月1日〜12月31日に行う
- 申請用紙の提出は翌年の1月10日までに行う
※確定申告をする人の申請手続きは3月15日が締め切り
その年の年収が確定するのは年末だけど、12月に一気買いするのはあまりオススメしません。
ナゼって…締め切りが迫ると焦るし、置き場所に困るから!
わたしは年5回程度に分けて注文してます!
制度を活用するためにすべきこと
ざっくり制度を理解したら、次は「で、わたしは何からやればいいの?」という疑問があるはず。
ご安心ください。
わたしが利用者目線で解説します!
シミュレーターで限度額を確認
各社のふるさと納税サイトには個人の年収などに応じた「寄付金の限度額」を自動計算するシミュレーターがあるので、限度額を計算してみましょう。
寄付金の限度額は年収や扶養家族の有無などで決まります。
この記事では、わたしが利用している楽天ふるさと納税の画面で解説しますね。
⇧「楽天ふるさと納税」➙「まずはあなたの寄付金限度額をチェック」をタップ⇧
⇩画面が変わったら、年収などのあなたの条件を入力しましょう➙限度額がわかります。
年収は毎年変わるものなので、ある程度「今年の年収」を予測する必要があります。
去年はたくさん収入があったけど、今年は少ないな…という人は特に注意して下さい。
限度額を超える寄付をしてもお得はありません(むしろ損)。
というワケで限度額の確認(および今年の収入の把握)はとっても大事です!
返礼品を選ぶ
わたしの場合はふるさと納税を「2,000円の負担でステキなギフトをもらえる」とは捉えていません。
「節約生活に役立てる!」という考えのもと、返礼品は主にお米・お肉(ふだん使いの豚肉)を選んでいます。
というワケで、わたしのオススメ返礼品は生活のベースとなる食品や生活必需品です。
「あったらいいな」より「ないと困る」ものをチョイスすると節約の強い味方になります。
「わたしは他で節約できてるよ〜」という人は、シャインマスカットなどの超人気商品をチョイスするのもオススメです。
返礼品で豊かな時間を過ごすのもアリ♪
申請をする
会社員のほとんどはワンストップ特例制度という申請をします。
聞き馴染みがなくて身構えてしまいますが、送られてきた書類に必要事項を記載して返送するだけです。
自治体に寄付をする(各社サイトから商品を購入する)と画像のような書類が送られてきます。
この書類を翌年の1月10日までに各自治体に到着するように返送しましょう。
ただし、フリーランス・自営業の人、会社員だけど副業収入がある人は確定申告にてふるさと納税の手続きをして下さい。(期限は翌年の3月15日)
※近年はオンラインでワンストップ特例制度の手続きが可能になりました。
申請書に専用のQRコードが印刷されています。
絶対に絶対に忘れないでね
お得な利用方法
ここまで読んでくれて、ふるさと納税をざっくりと理解してくれたあなた、
すでに「お得」は手に入ったようなものです。
ふるさと納税を正しい手順で利用すればそれだけでもちろんお得。
でもさらにお得な方法があるので紹介しますね!
〇〇経済圏のサイトから購入
わたしは楽天ふるさと納税(楽天経済圏)を利用しています。
ふだんから楽天市場・楽天銀行・楽天カード・楽天証券を利用しているので、連携したポイントがもらえるからです。
今はものすごくたくさんのふるさと納税サイトがあります。
「どこで買えばいいの?」と迷っている人は、ふだんよく利用する銀行・カード会社・ネットショップ関連のサイトでふるさと納税をして下さい。
「わたしは〇〇経済圏なんてないよ?」という人は、楽天ふるさと納税がオススメです。
1ポイント=1円として楽天PAY、楽天キャッシュで街のお店で買い物できたり、楽天市場など様々な楽天グループの支払いに充当できます。
楽天グループはサービスの種類が多いので、受け取ったポイントを有効活用しやすいんです!
ポイントをムダにしないってめっちゃ大事よ
節約できる方法
お得に買い物できる流れは以下の通り。
- あらかじめふるさと納税を理解しておく
- 事前に商品を選定しておく
- カートに入れておく
(はじめて使うショップならアカウントを作っておく) - 当日(お得な日)は決済をするだけ
お得な日に買い物する
楽天市場のポイントアップデーにふるさと納税をすれば、楽天市場の商品とともにたくさんのポイントをもらえます。
当日に買いのがさないよう、事前にカートに入れておくといいよ
楽天以外を利用する人も、そのショップならではのお得な日があるはずです。
大事なのはお得な機会をのがさないようにすること。
お米や生活必需品を選ぶ
わたしはふるさと納税を「節約のための手段」と位置づけています。
なので返礼品は主にお米・お肉(ふだん使いの豚肉)を選んでいます。
めったに食べられない豪華なグルメや季節の美味しい果物ももちろんステキです。
でもわたしはたくさん食べるので月々の食費が膨らみやすいのです。
なのでお米・お肉をチョイスして食費を抑えています。
もちろん、人それぞれの活用方法があると思います。
あなたの生活スタイルを振り返り、「何がお得なんだろう?」と考えてみて下さいね。
お米、お肉、タオル、トイレットペーパー、ティッシュペーパーなどが多くの人にとって「お得」だと思います。
ただし一気に注文すると場所を取るので気をつけて
オススメ返礼品
わたしが楽天ふるさと納税でリアルに受け取った返礼品をご紹介します。
大食いのわたしには楽天ふるさと納税は節約の強い味方。
ほんとに助かってます!
お米 熊本県高森町
すべての食事のベースであるお米は、「ふるさと納税の王様」だと思っています!
保存できて1人ぐらしでも食べ切れる、そして重いお米を自宅まで届けてくれる。
これは返礼品のトップってことじゃ…?
「実家が農家だからお米は買わないよ」って人以外みんな選んだらいいのに,
と思っています。
お米という人気ジャンルで1位とは!
豚肉 宮崎県都城市
小分けなので使いやすくて便利!もちろんお味もgoodです。
大食い派なのに節約をしたいわたしにとって「豚バラはご褒美、牛はマボロシ」という位置づけです。
なのでお得に美味しいお肉を買えるなんて神制度でしかありません。
お得な日に買えばたくさんポイントをもらえるし、言うことなしです!
ハンバーグ 福岡県飯塚市
自炊派なのでハンバーグも作るのですが…なんでハンバーグって準備から後片付けまであんなに手間と時間がかかるのでしょう(特に油ギトギトの洗い物)。
というワケで超お得でおいしいハンバーグは推しです。
「疲れてるけどガッツリ食べたい」「でも外食は面倒だし節約したい」って時にマジで最推しです!
※冷凍なので長期保存できます
おさらい│8つのコツ!
それでは最後におさらいをしましょう。
ふるさと納税のポイントを8つにまとめました!
1度やれば要領をつかめるので、ぜひ!
- 「今年の収入に対する住民税の一部をどこかの自治体に寄付する(先払いする)」制度。
- 寄付(先払い)には利用限度額がある。限度額内で利用する
- 翌年に徴収される住民税から、寄付額( − 自己負担2,000円)が控除される←これは当然なのでお得ではない
- お得なのは、「返礼品の金額 − 2,000円 = ◯◯円」 ←この金額がお得!
- 翌年の1月10日までに申請をする(確定申告する場合は3月15日)
- ふだん活用している〇〇経済圏のふるさと納税サイトで利用する
- ポイントアップの日に利用する
- できれば生活必需品を選ぶ
国が定めたお得な制度です。
この機会をのがすなんてナイよね?
よし!やってみる!